お正月の狂言で初笑い
1/3(日)はお正月を古典芸能・狂言を妻と二人で楽しんで初笑いをしてきました。「新春天空狂言」が1月1日から3日間、大阪能芸会館での公演でした。人間国宝・茂山千作、茂山千之丞兄弟一門の大蔵流茂山千五郎家が勢揃いしての上演。
この日の能舞台は面をつけない狂言でしたので、舞台前方の左右の柱は取り外されています。そういうことで、私たち観客にとっては舞台がよく見通せていて好都合でした。
また、客席は超満員で出演者やそのスタッフには大入り袋が出たとのことでした。毎年のこの正月公演の「天空狂言」は人気がありチケットを手に入れるのが苦労するらしいですが、私たち夫婦は幸運だったといえます。といいますのは、JR西日本ジパング倶楽部のセミナー付きイベントを申し込んだからでした。
そのようなことで、私たちのジパング倶楽部で申し込んだの者ばかりが、狂言の鑑賞前に「茂山あきらが語る狂言の世界」特別セミナーで、日本人の笑いの原点である狂言の世界をわかりやすく面白く語り聞かせてもらえました。
狂言鑑賞は17:00~19:00の2時間。演目は次のようなものでした
(1)魚説経(うおぜっきょう)・・・にわか出家の僧の魚の名前ばかりを並べての説経が面白い
(2)止動方角(しどうほうがく)・・・暴れ癖のある馬をめぐって主人と太郎冠者のやり取りと主従逆転してのやり取りが大笑い
(3)福の神(ふくのかみ)・・・お正月らしく信心深い二人の男のところへ現れた福の神が酒を飲むめでたいお話
ということでした。古典芸能といっても「狂言」は語り言葉がゆっくりと大声なので、古い言葉であっても私には理解しやすく馴染みやすいですね。その点、、「能」は言葉の表現が解りにくいのが難点です。多分、同じ日本人であっても100年余り前の人々はきっちりと理解していたのでしょうね。私にとっては、謡われる言葉をしっかりと聞きとることができなくて、能の世界をじっくりと楽しむことができないのが悔しい思いです。

【満員の観客席と能舞台】・・・狂言は面をつけませんので、舞台正面左右の柱が取り払われています。能のときは面をつけると視界が狭くなるため、役者は柱を目印に演じるらしいです(公演前のセミナーで聞きました)
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