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2013年11月の2件の記事

2013年11月12日 (火)

三年坂から高台寺へ

131030sannezaka_kodaiji0011/4付の清水三年坂美術館の続き記事です。三年坂美術館での鑑賞を終えて高台寺に向かうことにしました(10/30の訪問)

三年坂から高台寺へ歩く途中、京都らしさを一番感じられるビューポイントの法観寺・八坂の塔を向うに見ながら二年坂の階段を下りました。三年坂美術館をゆっくり鑑賞しましたので、二年坂に差しかかった頃は、お昼時間もすぎた1時前になっていました。そして目にとまったのが「おめん」の看板のあるちょっと小奇麗な雰囲気のうどん屋さんの店。女房はここがいいというもので、この店で「名物うどん・おめん」を食べることにしました。このうどん、つけうどんでこれが結構いい味で、美味しくいただきました。

 

高台寺は、豊臣秀吉の菩提を弔うために、正室北政所(ねね)が創建したお寺ですが、いまの私たちは桃山時代を代表する庭園として有名で、その美しさを楽しむことができるということで訪れてきました。

お寺の中心にある「方丈」に靴を脱いで上がって縁側の廊下から、観光案内などでよく見かける「開山堂」と「観月台」の前に広がる有名な庭園を、ゆっくり眺めてしばしの安らぎを持ちました。そのあとは境内に降りて、もう一つの美しい庭園、「臥龍池(がりょうち)庭園」を鑑賞。10月末でしたので、紅葉にはまだ少し早かったのですが、少しだけ色づいたモミジを楽しませていただきました。

日本庭園を楽しみ、重文の開山堂、同じく重文の霊屋(おたまや)を拝観して、高台寺の西側の「ねねの道」へと出ていきました。

ねねの道のすぐ横に「高台寺・掌美術館」があり、高台寺ゆかりの宝物、蒔絵の調度品が展示されています。併せてこれらの美術品を鑑賞して、これにて高台寺の拝観はおしまいにしました。

 

(写真はクリックで拡大します)

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(左)【三年坂】・・・三年坂の階段の下から撮影です
(右)【八坂の塔】・・・京都で最も京都らしさを感じられるビューポイントです

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(左)【二年坂(1)】・・・三年坂より二年坂へ下る曲がり角

(右)【二年坂(2)】・・・二年坂の階段下からみています

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(左)【うどんの店(1)】・・・「名物うどん・おめん」の店

(右)【うどんの店(2)】・・・つけうどんの「おめん」。たっぷりのゴマと野菜。看板通り美味しかった

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【高台寺(1)】・・・遺芳庵/茶席

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【高台寺(2)】・・・国史跡・名勝の高台寺庭園/正面が「開山堂」。その左の廊下の中央が「観月台」

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【高台寺(3)】・・・臥龍池と開山堂。10月末では紅葉はまだこれからです

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(左)【ねねの道の道標】・・・写真の左手方向に「ねねの道」があります
(右)【いっぷく】・・・高台寺・掌美術館の前の茶店で一服して、抹茶ソフトクリームを

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2013年11月 4日 (月)

清水三年坂美術館で鑑賞・日本の伝統工芸美術

131030sannezaka_museum002013年秋、10/30()京都の「清水三年坂美術館」で日本の伝統工芸美術を鑑賞してきました。この美術館の展示品は、幕末、明治時代に制作された、「蒔絵」、「金工」、「七宝」、「京薩摩焼」等の技術的にも芸術的にも高度で完成度の極めて高い美術品の数々です。

明治時代には、これらの美術品の価値が日本人には見出すことができなくて、その大半が海外に流出しています。そして、日本に残っているのは価値の低いものばかりで、今までこれらの名品を私たちは見る機会が、ほとんど失われていましたそうです。

このような状況の中、この美術品を展示する美術館が清水寺の近くの三年坂に「清水三年坂美術館」として2000年に開館しました。館長の村田理如さんが1980年代にニューヨークの美術品店で、蒔絵の印籠に出会ってとりこになったのがきっかけでした。そしてその後も世界の各地でこれらの美術品を見つけては買い集め、日本の伝統工芸品の美しさを日本人の多くの方に再認識していただこうと展示することにされたそうです。

 

今回、この美術館を訪れましたのは、いま特別展示をしています「絹糸で描いた刺繍絵画の世界」展を、女房が鑑賞しに行きたいといったのがきっかけでした。私たち夫婦は、この美術館をかねがね一度訪ねたいと思っていましたので丁度いい機会だと出かけた次第でした。

1階が常設展示室で、本当に素晴らしいを通り越した名品の美しさに、我を忘れて見入ってしまいました。展示品の一例ですが、香炉、香箱、硯箱、花瓶、印籠など等その他、どれをとってもよくもこれだけ細緻に繊細に高度な手工技術で美の極限を求めて仕上げたものだと感嘆するばかりでした。

特別展示の2階の刺繍絵画展は、明治時代に京都を中心に制作された絹糸で描かれた刺繍作品でした。この刺繍絵画作品の素晴らしさにも、また圧倒されました。当時のヨーロッパの王侯貴族の間では評判が高かったようで、日本は外貨獲得の目的で蒔絵、金工、七宝などと共にこの刺繍絵画もたくさん輸出したのでした。

小さな美術館で案内書では見学所要時間は約30分とありましたが、私たちは展示品に見惚れてじっくり鑑賞したもので、1時間30分ほど滞在してしまいました。

 

刺繍絵画の特別展は1117日までですが、また別の特別展も定期的に企画されます。常設展示室も展示品は順次入れ替えがあるそうです。まだ清水三年坂美術館を訪ねておられない方は、是非、日本の伝統工芸美術品の素晴らしさを鑑賞してきていただければとお勧めいたします。私もまた機会を作って再度、鑑賞に訪れたいと思っています。

 

(写真はクリックで拡大します) 


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【清水三年坂美術館正面玄関】・・・三年坂の中ほどに普通の二階建て建物。気が付かなかったらそのまま通り過ぎそうです
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(左)【常設展示室】・・・1階の常設展示室入口。これより中は撮影禁止でした 

(右)【特別展ポスター】・・・2階で開催の、絹糸で描いた「刺繍絵画の世界」案内ポスター

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【美術館のパンフレット(右側)と入場券(左側)

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【美術館の所蔵品紹介】・・・パンフレットよりコピーさせていただきました。掲載は了解を得ています。ありがとうございます

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(左)【にぎやかな清水坂】・・・清水寺への清水坂は平日にもかかわらず、このような賑わいです
(右)【三年坂】・・・清水坂よりちょっと入った三年坂。清水坂よりは人は少ないですが、それでも絶え間なく観光客は歩いています

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