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2010年12月の2件の記事

2010年12月20日 (月)

山の辺の道・柳本古墳群を歩く

101219yanagimoto01 12/19(日)は山の辺の道のほぼ中央部にある柳本古墳群を歩いてきました。柳本古墳群は行燈山古墳(崇神天皇陵)、渋谷向山古墳(景行天皇陵)を中心にして大小12基の古墳が点在しています。
この日の古墳散策は、奈良県立橿原考古学研究所・友史会の12月例会でした。案内講師は、千賀 久先生。友史会のメンバーには人気のある先生ですので、参加者もたくさんで300名を超える大人数になりました。

柳本古墳群は、西暦200年代後半から400年ごろまでに、柳本王朝と言われる天皇の宮があったところです。すぐ南には纒向(まきむく)古墳群がありその中心は箸墓古墳で、ここは近年は卑弥呼の墓だとの見かたが強まっています。また、柳本の北側には大和(おおやまと)古墳群があります。この地方一帯は私たちにおおいなるロマンを掻き立ててくれる古代大和の中心になります。

歩きました順路は、JR柳本駅-黒塚古墳-天神山古墳-行燈山古墳-櫛山古墳-シウロウ塚古墳-渋谷向山古墳-上の山古墳-柳本大塚古墳-石名塚古墳-ノベラ古墳。

以下の古墳の写真に、簡単な解説を記載しておきました。関心のある方はどうぞご覧ください(写真は歩いた順に並べています)

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【黒塚古墳】・・・1997年に三角縁神獣鏡と他の鏡が34面発掘され大騒ぎになりました。墳丘長130mの前方後円墳。奇跡的に盗掘が免れましたので、34面の鏡のほかにも、朱塗りの木棺痕跡や鉄刀剣等の副葬品もたくさん出土されています

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【天神山古墳】・・・1960年に県道工事で墳丘が削り取られた際に発掘調査がされています。大量の水銀朱、23面の鏡や鉄刀、農機具等が出土。墳丘長103mの前方後円墳。黒塚古墳とともに、この次にあります行燈山古墳に親密な関係の人物の墓と思われます

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【行燈山古墳・崇神天皇陵】・・・第十代崇神天皇陵。天皇の名は「はつくにしらししみまきすめらみこと」。墳丘長242mの大型の前方後円墳

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【櫛山古墳】・・・行燈山古墳の東側に位置し、墳丘長150mの双方中円墳。前方後円墳の後円部に方形墳があるのが特徴。1948年に発掘調査され、後方部には白石を敷き詰めた祭祀跡が確認され、鍬形石・車輪石・石釧と土師器高杯が出土

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【初冬の大和平野・二上山】・・・櫛山古墳南側より撮影。昼下がりの逆光撮影でした。遠く向こうに二上山がシルエットで浮かびあがっているのが印象的です

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【初冬の大和平野・大和三山】・・・渋谷向山古墳東南側より撮影。これも昼下がりの逆光撮影で大和三山の耳成山の後ろに重なるように畝傍山がシルエットになっています。左の方には香具山が見えます。また、耳成山の左前方は箸墓古墳が横たわっています

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【シウロウ塚古墳】・・・東側の円丘と西側は方丘が連接し、墳丘の間が低くなっている特異な全長120mの前方後円墳。調査は1977年

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【渋谷向山古墳・景行天皇陵】・・・第十二代景行天皇陵。天皇の名は「おおたらしひこおしろわけすめらみこと」。倭建の命(やまとたけるのみこと)の父君にあたります。墳丘長300mで古墳時代前期では最大規模の前方後円墳。古墳の北東後ろ側より撮影。古墳が大きすぎて全体を撮ることができません

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【上の山古墳】・・・渋谷向山古墳の北西に隣接し、墳丘長144mの前方後円墳。1994年の調査で、前方部西側で周濠があり鰭付円筒埴輪、盾形木製品、埴輪片が多数出土

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【柳本大塚古墳】・・・上ツ道沿いに三つの古墳があり、その一つ。墳丘長94mの前方後円墳。1918年(大正7)に39.7cmの大型の内行花文鏡が出土したことで有名

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左:【石名塚古墳】上ツ道沿いの二つ目の古墳。墳丘長111mの前方後円墳。後円部東側には住宅があり、前方部の一部は溜め池に削られている。古墳内部は未調査、出土遺物はなし
右:【ノベラ古墳】・・・上ツ道沿い三つ目の古墳。墳丘長71mの前方後円墳。墳丘の大半が畑になって削り取られていて、古墳の面影がわかるだけになっている。発掘調査は1988年、出土遺物はなし

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2010年12月 1日 (水)

富士山の写真を東名往復で写す

 11月下旬、川崎の3歳の孫娘を訪ねました。七五三のお参りをするためにジジ、ババが出かけました次第です。とはいうもののこのブログは、富士山の写真を記事にしていますので、まったく七五三とは無関係のことです。

 時々、東名を通るときには富士を見るのが楽しみですが、今回は往路(上り)は曇り空の富士、帰路(下り)は快晴という天候でした。また、富士の雪は今回は頂上付近にちょうど絵になる美しさの冠雪だったとと、眺めが、曇りと快晴での差が極端に表れていましたので、このように記事にする気になりました。
 どうぞ、関心を持たれた方は、美しい富士の姿をご覧ください。それから、上り線・富士川SAと足柄SAでは、富士は全くの雲の中で撮影できませんでした。

【東名・往路(上り)/天候:曇り】(2010.11.26)

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(1)上り線・富士川SA手前の海岸線沿いより

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(2)上り線・富士川SA手前3㎞付近より

【東名・帰路(下り)/天候:快晴】(2010.11.29)

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(3)下り線・足柄SAより・・・横から眺めた富士です

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(4)下り線・富士川SA/その1・・・富士山が一番美しく眺められる展望場より

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(5)下り線・富士川SA/その2・・・富士山が一番美しく眺められる展望場より

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