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2009年10月16日 (金)

一乗谷朝倉氏遺跡を訪ねて

091015asakurasi_00  10/15(木)は福井県・越前の「一乗谷朝倉氏遺跡」を訪ねてきました。前日は「永平寺」を参観して芦原温泉泊。一乗谷は室町時代後半から100余年の朝倉氏5代の居館とその町並み遺跡です。
 朝倉孝景が越前を平定して北陸の小京都として奈良・京都の貴族や僧侶を迎えて文化の花が開き、5代目の義景が織田信長に敗れて城下町が灰燼に帰すまでの、繁栄の歴史が残っている遺跡です。ここは福井県の特別史跡として発掘と復原がなされています。

 復原された町並みや、商人の家、武家屋敷は興味深く散策ができて結構楽しく見物できました。町並みは、戦国時代の城下町が具体的に見物することができます。庶民や武士の生活ぶりを目にしながら想像できるのはおもしろいです。その面白く感じたところを拾い出してみます。
(1)町の家々は周囲が排水溝で囲まれて排水がきっちりされている
(2)それぞれの家々には「井戸」が備わっていました
(3)商人の家の柱や棟木の表面は「カンナ掛け」がなされていなくて、「チョウナ」で削った粗削りのままなのが面白い。また、生活空間は居間兼寝室と店の間だけ。そして屋根は板葺きで重しの石がのせてある
(4)武家屋敷の敷地は広く300坪ほどあって、区画が整然とされている
(5)武家屋敷の台所は豊かさが感じられる。面白いのは便所だった。大便器は正面扉の方向を向いている。敵に襲われないように見張りができるためなんだろうと思いました
(6)町並みの通りは防御のためどこの城下町と同じように、直線で見通しができないようにカギ形に曲がったりT字路、行き止まり等の工夫がみられる
 ★その他にもいろいろな興味をもって見るものがたくさんありますがこれぐらいにします。

 資料館も見物して、4時間ほどの500年の昔へのタイムスリップ。復原遺跡の通りには戦国時代の町娘に扮した女の人や町人がいて、より楽しさの演出もしていました。

【写真はクリックで拡大します】

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【町家】…家の前と横には排水溝、屋根は板葺きに重しの石

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左:【商人の家の店先】…窓は格子のまま。夜や雨には雨戸を下ろす
右:【柱や棟木の表面】…角木材の表面は「チョウナ」仕上げの粗削り

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左:【町割りの通り】…左右は武家屋敷。通りの先はカギ形に曲がっている
右:【武家屋敷の門】…商人の家とは違いがある

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【武家屋敷跡】…敷地は整然と区画され、面積は300坪ほど

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【武家屋敷の台所】…囲炉裏の間に納戸、窓には障子があり水準の高さが分かる

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【武家屋敷の便所】…大便器が正面扉向きで敵に備えるようになっている

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【朝倉氏の居館跡の門】

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【朝倉氏の屋敷跡】

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【朝倉氏の庭園跡】…荒々しい石の庭園の「湯殿跡庭園」

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