ウイルス感染PCが持込まれて
ウイルスに感染したパソコンが持ち込まれました。駆除と修復の経過説明をします。とはいっても当初は別の不具合を修復してほしいとの依頼でして、感染していることがわかりませんでした。
依頼者から持ち込まれました発端の症状は、Internet Explorerを起動したときに『アドオンが原因でInternet Explorerが応答しなくなったり、クラッシュの場合があります』という警告が出ていました。
原因はすぐわかりました。依頼者がInternet Explorer7からInternet Explorer8にアップデートしたことによって、使っていたプリンター付属のソフトが追従できなくなったということでした。使っていましたプリンター(HP/ヒューレットパッカード)でホームページの印刷を便利にするソフトが、IE8に適合する必要があるということです。
この不具合を修復して一件落着。では、珍しい現象なのでこの警告をデータとしてWord文書に貼り付けて、私のパソコンに残そうとUSBにメモリして移動操作しました。そうしたら大変が発生。私のパソコンのセキュリティソフトがウイルスを検出したではありませんか。『トロイの木馬(Trojan)』というウイルスです。即、ウイルスを隔離してUSB内すべてのウイルス検査を実施。更にもう一つ『Worm』というウイルスも潜伏していました。すべてを駆除して私のパソコンでは水際作戦完了。
今度は、持ち込まれたパソコンの対策です。このパソコンにはセキュリティ対策がしていない。依頼者にその旨を連絡、セキュリティソフトをオンライン購入してインストール、そしてウイルス検査を実施。それはひどい状況でした。「4種類のウイルスに、11個のファイルが感染」していました。駆除を終えて大きな問題は修復。しかし、心配が残っていることは、今までにこのパソコンとデータ交換した誰かが、感染していないかということです。迷惑が及んでいないことを願うばかりです。依頼者はウイルスに対しておおらかで頓着がなかったようです。
その次は、少しパソコンのメンテナンスも追加サービスでやろうと点検をしました。このパソコン、NEC/Lavie 2004年製のノート。メモリ容量が256MB。セキュリティソフトをセットアップした関係もあって、起動時間が5分近くかかっています。そんなことでメモリ増設とデフラグ及びスタートアッププログラム整備のメンテナンスもやることにしました。メモリはもう1枚256MBを追加増設、合計512MBへ増強です。結果は、デフラグ等のメンテナンスも寄与して、起動時間は1分20秒と大幅な改善を達成しました。
私の強調したいことは、ゆめゆめセキュリティ対策は怠りなきようにということです。セキュリティソフトを使うとパソコンの起動時間や動作が緩慢になることは確かです。そのような場合は、メモリ増強等の別の対策を加えて、不具合を緩和するといいと思います。他の人への迷惑防止と大切な保存データが破壊されないように、どうぞ心していただければと思います。
【写真はクリックで拡大します】

左:【持込まれたノートPC】・・・2004年製NEC/Lavie
右:【アドオン警告】・・・Internet Explorer8へのアップデートによる既存ソフトの不具合メッセージ

【ウイルス検査中】・・・ウイルスの種類と感染ファイルが表示されてきている

左:【増設後のメモリスロット】・・・256MB→512MBへ増強
右:【デフラグ結果】・・・ハードディスク内が整理されたのが一目瞭然
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