精神障害者PC教室が盛況です
精神障害者向けのパソコン教室は、今年になって更に受講希望者が殺到するようになり、対応に大わらわの盛況になりました。 昨年4月にもこの教室のことを掲載していますが、三重県名張市の「社会福祉法人・育成園」内に併設しています『精神障害者福祉施設・ひびき』でのことを再び記事にしました。
『ひびき』は2004年8月に開設されまして、精神障害者の日常生活支援の一環としてのカルチャー教室に、パソコン教室を同年10月に開講されました。それ以来、パソコン教室の講師を私・水無月生が担当させていただいて4年余りが過ぎました。
教室に備え付けパソコンは3台ありまして、今までのレッスンは3人一組/1時間で2交代の合計6名/2時間で行っていました。それが今年になって、受講希望者がにわかに多くなってきました。1月は先着順でやっています申込受付に外れる人も出るようになりましたものですから、2月からは施設職員の提案で、3人一組/40分コースを3交代・合計9名/2時間の対応としました。
2月教室の第1回目はそのようなことで行いましたが、本当に大わらわの活況ぶり。既に次回も9名申込み満杯で、キャンセル待ちも出るほどです。
うれしいことです。障害者の皆さんには喜んで、そして楽しくパソコンを習っていただいています。それぞれの方々の生活にパソコンを通じて潤いが出て、快適な毎日を過ごしていただくお手伝いができていますことに、私自身も歓びを感じている次第です。

左:【パソコン教室受講者】…この日の第1班/3名
右:【受講者・第2班/3名】

【受講者・第3班/3名】…各班40分のショートレッスンですが、お互い譲り合いの精神で楽しんでいただいています

左:【「精神障害者福祉施設・ひびき」内のくつろぎ空間広間】
右:【設内のカルチャ教室申込用紙】…このようにパソコン・手芸・書道・絵手紙それぞれの教室が障害者の方の生活支援のお手伝いをしています
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コメント
堀口 舞 様
紹介いただきました本の見出し文を読ませていただきました。40年前ごろまでにはこのような実態があったのですね。
いま私がパソコン指導を通じて接している方たちは、皆さんが自宅から施設に通所している方々ばかりで、自由闊達な日常を過ごされています。内面的な悩みはお持ちでしょうが、それを乗り越えるべく努力をされているようです。私は、その方たちへの直接的な生活指導をする立場ではありませんので、パソコンを通じた日常生活の喜びを知ってもらうようにしています。
紹介いただきました本は、機会をとらえて読んでみたいと思います。ありがとうございました。
投稿: 水無月生 | 2009年5月 3日 (日) 19時08分
横レス失礼します。
私は身内に長年、うつ病を患っている人がいるものですから、精神科医療に深い関心を持っています。
その立場から、知り合いの精神科医が、1970年代前後の精神科医療の実態を書いた本を出しましたので、この本をぜひ、みなさまにお読みになっていただきたくご紹介したいと思います。
『凍てつく閉鎖病棟―青年精神科医の見たその現実』(定塚 甫著・社会批評社発行・1600円)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm
という本ですが、ここでは、電気ショックばかりか、看護師による暴力も日常的に行われていて、まさに「閉鎖病棟」であったようです。しかし、この本でも書かれていますが、こういう内容は、すでに過去のものになったとはいえないということでしょう。
精神障害者の人権は、現在の日本の中で本当に守られているのでしょうか。この本は、こういう問題を改めて問い直しているのではないか、と思います。
投稿: 堀口舞 | 2009年5月 3日 (日) 15時59分