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2008年3月12日 (水)

東大寺お水取りの「松明奉納」

 奈良・東大寺二月堂のお水取り行事はご存じのことですが、毎年3月12日~14日の執り行われる。関西では、お水取りが終わって春が来るといわれている。祭典の中でも豪壮な行事が、松明(たいまつ)から降り注ぐ滝のような火の粉、参拝者は驚嘆しながら見入っている。このお水取りに欠かせない松明についてが今日の記事です

 この松明を毎年寄進しているのが、三重県名張市赤目町一の井地区からです。この一の井の「松明講」の人々が、「松明(たいまつ)」を手作りしてお水取りの行事に合わせて寄進している。「松明」の寄進は750年以上の歴史があるといわれている
 今日3/12は「松明」の寄進の出発日。まだ夜が明けないうちから一の井の「極楽寺」で奉納の法要を執り行って、暗い道を松明講の人々が肩に担って名張から奈良まで歩いて寄進していく。道程は約40km。昔の人は朝早く出発して、県境の峠を越えて夜には東大寺に到着したのだろうと思いますが、今は県境の峠まで歩いてそこから奈良までバスで運び、再び奈良では東大寺まで徒歩で運ぶことにしています。東大寺には昼ごろに到着します

【「松明」寄進の言い伝え】
名張市赤目町の一ノ井集落にその昔道観長者というのがいた。大病を患い身まかる時に、田地を東大寺に寄進し「その作得(小作米)をもって松明を作り、毎年二月堂修二会に献上せよ」と言い残したことに始まるといわれている。そして、村人は遺言を守って今の世まで750年余りこの行事が続いているということです
 

 今日は、まだ夜が明けきれない早朝からこの行事の取材に行ってきました。松明寄進に当たっての法要から、搬送までの模様をご覧ください(写真はクリックで拡大します)

080312taimatu_hoyo (松明を供えて法要が始まる)

080312taimatu_dokkyo 080312taimatu_shoko 080312taimatu_sanpaisha
(読経)          (焼香)           (一般参加者)

080312taimatu_hono1 (早朝の暗いうちから、松明寄進の出発)

080312taimatu_hono2 080312taimatu_hono3 (肩に担っていざ出発)

080312taimatu_hono4 (極楽寺より集落に向かって歩き始める)

080312taimatu_hono5(集落の細い道を一行は進む)

080312taimatu_hono6 (集落を離れ田園地帯を進む/ようやく空は白んできた)

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コメント

 すっかり春になったようですね。春爛漫、楽しいことがいっぱいあるというのは若い頃の話。我らの輩はチョットした楽しみで満足。あちこちでかけた目樽工房の面白い記事を待っています

投稿: 水無月生 | 2008年3月17日 (月) 21時41分

奈良のお水取りの行事もおわり、一日一日春の気配が訪れてきましたね。昨年の秋に二月堂に行きました、訪問客にと温かいお茶のサービス(セルフサービス)がおました、その前に貼紙があるやおまへんか「ペットボトル等に入れてお持ち帰りにならないで下さい!」なんと、マナーに欠けた輩がいるもんでんなあ・・・「二月堂のお茶盗り」でんがな!

投稿: 「目樽工房」 | 2008年3月17日 (月) 11時43分

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