メインに使っているCanon MP900プリンターが「廃インク吸収体が満杯に近づきました」とのエラーが表示されました。プリンターは使っていく段階で、ノズルクリーニングとかフチなし印刷した時に発生する廃インクはプリンターのカバー底面にある廃インクタンクに捨てていくことになっています。廃インクタンクは、プリンター底部に紙おむつに使っているのと同じ素材の水液を吸収するパットが仕込まれていまして、廃インクもこのパットに吸収させています。
取扱説明書には早い時期にメーカサービスを受けて廃インク吸収体の交換をする旨の説明があります。調べてみましたら、5,000円弱の料金になっていましたが、MP900はサポート終了となっていました。
この表示が出てきたのは2010.11.初旬でしたが、いずれにしましても興味があるので、自分で何とか処置しようとは考えていました。そんなことで、当面はエラー表示を解除することで、しばらくは不便しながら使い続けました。吸収されたインクが溢れ出てきて周囲を汚す前に対処しなければならないと考えていましたが、この年末にその時間を作ることができましたので、いよいよ作業実行しました。
以下、その進めてきました事柄の概要を写真とともに説明します。興味のある方、また同様のことをやってみようと思っておられる方は参考にご覧ください。
【MP900分解~復旧まで】(写真はクリックで拡大します)

左:(01)【エラー表示】・・・「廃インクタンク満杯」。廃インクの満杯の検出には、センサを使っているのではなく、印刷枚数をカウントして行うやり方になっています。10,000~15,000枚が満杯の目安だそうです
右:(02)【MP900】・・・廃インク吸収体が満杯エラーとなったプリンター

(03)【カバー取り外し】・・・プリンターの前面、後面、側面のカバーを取り外した状態。この作業は固定しているフックの位置がよくわからなく、また、無理やりやるとフックを欠損させてしまうので結構手間がかかりました。カバー取り外し等のそれ以降の手順は、「分解手順編」で説明します/しばらく後になりますのをお許しください

(04)【IC基板取り外し】・・・先に、スキャナー部の取り外しを行う。その後、右側面のIC基板の取り外しは慎重に、ケーブルの接続をメモして

(05)【プリンターメカ部取り外し】・・・取り外したメカ部が右側。左側は底部に収めている状態の廃インク吸収体

(06)【分解したプリンターパーツ】・・・分解完了したプリンターパーツ一式

左:(07)【廃インク吸収体】・・・廃インクを吸収した吸収体。満杯表示エラーが出ていたが、まだ上部は未吸収部がみられる。しかし、下部はぐしょぐしょにインクが吸収されている
右:(08)【洗浄後の吸収体】・・・交換用の新品吸収体は入手不可能なので、洗浄して再利用することにした。洗浄は水洗いしたが、最初は真っ黒な廃液がいつまでもでてきた。やっぱり相当の廃液が詰まっていたようだ。洗浄作業では、ゴム手袋を使ってやったが、細かい作業ではうまくいかず、最後の方では素手でやったので、手はインクで染まってしまった。汚れが取れて元に戻るまで3日かかった。

左:(09)【カウンターリセット開始】・・・すべての作業を終えて再組み付け後動作テストすると、「満杯エラー」は相変わらず表示された。そのため、制御回路内にカウントされている印刷枚数をリセットする必要がある。その操作は、メーカーは公開していないが、Webサイトのあちこちで調べてそれらしいことが分かった。この表示よりリセット操作を開始
右:(10)【カウンターリセット完了】・・・リセット開始からいくつかの手順を経てこの画面表示でリセット完了。その後、アラーム表示もなくなりプリンターは正常に操作できるようになった
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